概要
タイトル:大人のものの言い方一流、二流、三流
著者 :櫻井弘
あいさつ、感謝、謝罪など、ちょっとした一言でも言い方によって相手に与える印象は大きく変わります。
本書では、3パターンの言い回しを一流、二流、三流と比較して、相手が受け取ることまで考えた丁寧なコミュニケーションが取れる言い方を紹介しています。
本書は、一流のモノの言い方をマスターするために、ビジネスや日常で必要となる
状況でのモノの言い方を、、心に引っかかるよい言い方(一流)、ほぼ一般的な言い方(二流)、大人はあまりしない言い方(三流)の三段階で表現しました。普段使ってしまいがちな自分の言い方と比較しながら、楽しんで活用してください。
(目次 p6 )
構成
Introduction
Chapter1 願いや目標が達成できる、一流のモノの言い方
Chapter2 あいさつ、あいづち、説明 など
Chapter3 お願い
Chapter4 謝罪する、断る、反論、苦情、指摘
Chapter5 感謝、ほめる、ねぎらう、祝う、はげます など
Chapter6 Web会議、電話の対応
Chapter7 私事と冠婚葬祭
Chapter8 メール・手紙の書き方
ポイント
冠婚葬祭
どちらかというと、非日常である冠婚葬祭での言葉使いについての説明があります。
普段使う機会は、あまりないので押さえておくといざという時に役立つと思います。
合わせて、伝える際の注意や忌み言葉の言い換えも記載されているので、話すだけでなく文章として書くときにも参考になります。
とっさの一言
感謝、謝罪、断りなど急に話しかけられたときなど、慌ててしまって上手い言葉選びができないことあります。
特に、こちらに非がある際などは謝っているつもりでも、相手に伝わらないと意味がないので注意しないとといけないです。
本書での一言が頭に入っていたら、とっさの際も良い言葉を返せると思います。
感想
一流、二流、三流というようい三段階で比較しているので、非常に分かりやすいです。
環境にある程度なれてしまうと、自分が普段使っている言葉を見直す機会は、なくなってきますので良いふりかえりになります。
こんな言葉使っていないかなと気にするとともに、もっと丁寧に表現したいなと思ったことについて表現が見つけられるかもしれません。
お仕事などで人とよく話す方、これから新しい環境で働く方などにもおすすめな一冊です。
ご一読ありがとうございます。