概要
タイトル:さとり世代のトリセツ
著者 :喜多野正之
塾を経営する著者が、自分の会社の社員への指導を通して「さとり世代」との接し方のコツをアドバイスしています。
1000人以上の指導と自社で離職率を下げた実績から「さとり世代」が育たない、やめないようにする取り組みを学べます。
みなさん、こんにちは。あなたの身近にも「さとり世代」と呼ばれる人はいるでしょうか?私もみなさんと同様、「さとり世代」の扱いで困っていました。
(中略)
本書を読んでいただければ、
「ああ、みんなも同じように苦労してるんだな」
と共感する部分もあるかと思います。
(中略)
本書「さとり世代」を即戦力にするトリセツであることのみならず、逆の見方をすれば「さとり世代」の方には、「非さとり世代」が、何を考えているかがわかってしまいます。
お互いの間にあるギャップを埋めることが本書で実現できてしまうのです。
「さとり世代」を理解し、明るい会社ライフの実現を目指しましょう!
(はじめに p3-7)
構成
はじめに
第0章 さとり世代と非さとり世代のギャップと秘密
第1章 出社時のトリセツ
第2章 デスクワーク時のトリセツ
第3章 昼食(休憩)/移動時のトリセツ
第4章 会議でのトリセツ
第5章 営業/客先でのトリセツ
第6章 退社時のトリセツ
第7章 キャリアアップのためのトリセツ
「さとり世代」社員の声・「さとり世代」のカイセツ
おわりに
ポイント
常識/トリセツ
本書では、さとり世代の常識、その時にどう接したらよいのか(トリセツ)、どう考えて意識のギャップを埋めればいいのかについて述べられています。
常識/トリセツは、実働どうするかが書かれているので行動面で参考になります。
普段の自分の行動とも照らし合わせて、円滑な人間関係を構築するのに役立てましょう。
ギャップの埋め方
ギャップの埋め方では、「さとり世代」との意識の違いへの向き合い方が書かれています。
相手を理解して、歩み寄るための考え方についてアドバイスしています。
「さとり世代」のちょっとした背景も述べつつ、理解を示す内容も書かれていますので、視点を変えることでストレスを軽減するきっかけ作りができるかもしれません。
感想
様々なシーンでの「さとり世代」との付き合い方のトリセツが述べられています。
全て当てはまる人は稀有ですが、部分的には結構あるかと思います。
ここちょっとアドバイスしたいなと気づいたときに、役立つ内容です。
また、「こういうことあるよな~」と共感できると一人で抱え込まない、ちょっとしたストレス発散になります。
世代間で付き合い方に違和感を感じている方、人に教える機会が多い方などにおすすめな一冊です。
ご一読ありがとうございます。