概要
会場・期間
会場:熊本県立美術館
会期:4月15日(土)~5月21日(日)
企画展開催概要
「ローマの休日」などの映画で有名なオードリー・ヘプバーンの写真展です。
「ローマの休日」「麗しのサブリナ」「ティファニーで朝食を」「マイ・フェア・レディ」などの数々の出演した映画での写真とともに、オフでの写真も展示されています。
LIFEでの写真集のショットや「緑の館」でのちょっと印象の違う写真など数多くの写真が展示されています。
オードリー・ヘプバーン(1929~1993)は1953年、「ローマの休日」で銀幕の世界に舞い降り、アカデミー主演女優賞を獲得しました。その後「麗しのサブリナ」、「ティファニーで朝食を」、「マイ・フェア・レディ」などで、絶大な人気と女優としての確固たる地位を得ました。女優としてのヘプバーンは、映画作品ではアカデミー賞のほかに、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞を受賞し、没後にはグラミー賞とエミー賞を受賞しています。痩身で大きな瞳と長い脚はそれまでの女優のイメージを一新し、映画での活躍だけではなく、同時代のファッションアイコンとして名を馳せました。
オードリーが亡くなったのは1993年、すでに30年を経ようとしていますが、今なおその姿は人々の脳裏にしっかりと焼き付けられ、お茶目な妖精のような美貌は輝きを失っていません。ヘプバーンはインターナショナル・ベスト・ドレッサーに選ばれ殿堂入りをしており、今日においてもファッション界から敬意を払われています。「史上最高の美女」、「20世紀最高の美女」にも選出されたヘプバーンはその生涯を通じてファッション界に刺激を与え、現代の女性たちから支持を集め続けています。
本展は、ファッション、映画、プライベートをテーマとして構成します。カリフォルニアのmptv社の全面的な協力を得て、同社が所属する約1,500点に及ぶオードリーのフォトコレクションより、一流のハリウッドフォトグラファーによる写真作品で展観します。
展示作品
LIFE(写真集)
LIFEの写真集に収録されたオードリー・ヘプバーンの写真集が展示されています。
中でも黒電話をアクセントに携えて取っている写真は、今ではもう見なくなってしまった黒電話をオブジェのように感じて印象的でした。
ジバンシィ
公私ともに、愛用していたジバンシィの衣装を着た写真も展示されています。
「ローマの休日」の報酬で購入し、「麗しのサブリナ」で衣装として着ています。
本人の魅力をさらに際立たせる衣装に注目して観る楽しみも感じることができます。
緑の館
数ある写真の中で、「緑の館」の写真は良くイメージにあった髪をまとめ上げている「ヘップバーンカット」ではなく髪を下しており、少し違ったイメージの姿を見せてくれます。
この時共演した小鹿とは、その後も一緒に暮らしており仲睦まじい写真も観ることができます。
まとめ
写真集、映画、オフなど、様々な写真でオードリー・ヘプバーンを観ることができました。
もちろん、「ローマの休日」や「麗しのサブリナ」などの有名どころの写真も観ていて素晴らしかったですが、「緑の館」のような持っていた印象と少し違った写真を観れて興味深かったです。
本展示では、全てモノクロ写真でしたが、そこも統一感と時代を感じさせてくれて展示会の世界に入り込んで観賞することができました。
見ごたえありの展示会なので、行ってみたら楽しめると思います。
他にも、オードリー・ヘプバーンの展示会は、京都のほうでも開催しているみたいです。
熊本城もすぐ近くです。お城に行かれる機会に、立ち寄っても楽しめると思います。
ご一読ありがとうございます。