概要
会場・期間
会場:みやざきアートセンター
会期:3月23日(土)~5月6日(月)
企画展開催概要
新聞紙から作られる立体的で迫力のある動物たちが展示されています。
リアルな造形は、時に可愛らしく、時にちょっと怖かったりと見応えがあります。
現実にはなさそうな組み合わせだったりも面白さを感じさせてくれます。
読み終えた新聞紙から一本のこよりを作り、それを幾重にも積み上げてリアルな動物たちを作り出し続けているHITOTSUYAMA.STUDUO。
数多くの動物を作ることを通して自然の摂理に興味を持ち始めた彼らは、動物たちの身体から大地の波動をも感じ取り表現しています。人間や社会のアーカイブとも言える新聞紙を丸めたり、こよりをさらにねじったりして動物の質感にもっとも近い表現を探りながら制作をしています。
本展では、宮崎の自然からインスピレーションを得て、山から海へと続くエネルギーの流れを表現した大型インスタレーション作品を展示します。小さなこよりが積み重なって大きなうねりを形づくる、そんな作品を通して、波動(= いのち)の調和を感じてください。
展示作品
写真撮影もほぼ可(フラッシュは不可)です。
ナマケモノ
可愛らしいナマケモノが所々にいます。
つい話しかけてしまいそうな、そんな雰囲気がただよっていて癒されます。
大迫力のカバ
ポスターになってもいる大きく口を開けたカバ。
実際に見ると、やっぱり迫力ありました。体が飲み込まれそうなくらい大きな口を開けていて覗き込みたくなる感じです。
口の中は細部まで作り込まれています。
奥歯までしっかりと分かりました。
たくさんの動物たち
ナマケモ、カバの他にも、さるやワニなど様々な動物たちが展示されています。
どれも造形がリアルで、ポーズがカッコよく決まっています。
展示室一面に作品があるので、注意深く見ていないと見逃してしまいそうな作品もあります。
フクロウは、上の方にいたので見逃しそうでした。
サーフィンしているおさるは、背景含めこちらも迫力ありました。
まとめ
新聞紙からここまでリアルなものができるのかと思える作品ばかりでした。
どの作品からも、立体的な造形からくる迫力を感じることができます。
リアルさと、ちょっとそこから外した組み合わせも面白さを感じさせてくれます。
見れば見るほど楽しむことができる展示会だと思います。
街中ですし、通り掛けでも行かれてみると楽しめると思います。
ご一読ありがとうございます。