こゆの読書と美術の備忘録

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「離れて暮らす親のもしもに備える本」を読んで

概要

タイトル:離れて暮らす親のもしもに備える本

著者:窪田剛

 離れて暮らしている親にもしものことがあった時、どうしたらいいのか。

 そんな事態になる前に準備できることは何かあるのか気持ちだけでなく、制度についても解説しています。

 高齢の親と子どもの別居化は年々進んでいます。平成19年版国民生活白書によると、65歳以上の高齢の親と既婚の子どもが同居している割合は、1980年には52.5%と半数以上だったのが、2005年には23.3%にまで減少しています。

 さらに、75歳以上の高齢者を対象とした2003年の総務省の調査では、別居している子どもが何かあったときにすぐに行くことのできる「片道15分程度」に居住している割合は10.6%程しかありません。まあまあ近い「片道1時間未満」の18.7%と合わせても、近くに住んでいる子どもは約3割ほどしかなく、「片道1時間以上」のことろに暮らしている割合は22.9%と最も多くなっています。

(中略)

 この本を手に取った今、もし親が元気でいるようであればさらに今がチャンスです。刻一刻と親は年老いていきます。何かが起きてからでは、でえきることは限られています。

 ユダヤのことわざに「最もきついのは、何もしないこと」というのがあります。何もしないことは最大のリスクとも言われます。

 「元気なうちにやっておけばよかった」と後悔しないためにも、今のうちにやらないと間に合わなくなることや重要なポイントだけでも、本書でざっくりとつかんでおきましょう。そうすることで、親のことが多きなリスクにならないように予防できます。

(CHAP.0 仕事や家族のことで忙しい人ほど気をつけないといけないp16~20)

構成

はじめに

CHAP.0 仕事や家族のことで忙しい人ほど気をつけないといけない

CHAP.1 親も自分も幸せに暮らしていくために

CHAP.2 帰省時のチェックポイント

CHAP.3 突然の「もしも」のことが起こったときの知恵

CHAP.4 介護という問題に対処する知恵

CHAP.5 必ずやってくる「死」について最低限おさえておくべきこと

資料編

 

おわりに

 感想

 離れて暮らしている親に対してできることについて、段階的に話が進められていて分かりやすいです。

 特にCHAP.2の「帰省時のチェックポイント」は、数少ない親と会える機会に気にすることで、その場からでもできることもあるので行動もとりやすいです。

▢親の変調を見逃さないためのポイント

(1)冷蔵庫

・期限切れの食品がたくさんないか?

・同じ食材がいくつも入っていないか?

・使いかけの同じ調味料がはたくさんないか?

・掃除がされいない

・怪しい健康食品のようなものが大量にある

・明らかに前までの状態と違う

(2)体の状態

(3)注意したい行動や様子

・料理の味付けが変わった

・服装が季節に合っていない

・性格が変わった気がする

・睡眠のリズムがおかしい

・同じことを繰り返したりする

・動きたがらない・何かとおっくうがる

(CHAP.2 帰省時のチェックポイント p68~72)

 資料編には各制度内容の解説や申請書書類が記載されているので実際の手続きの際役立つと思います。

 ご一読ありがとうございます。