こゆの読書と美術の備忘録

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「自分を休ませる練習」を読んで

概要

タイトル:自分を休ませる練習

著者:矢作直樹

 日々生活していてきついことが多々あると思います。

 医者である著者が、そんな時に休みを取って自分を取り戻す方法について述べられています。

 ありのままの自分を出せず、悩み、苦しんできたのではないでしょうか。

 そんな状態が続くと、自分が疲れていることにも気づけなくなります。無理を続けると、心身に不調が出てきて病気になります。

 第1章でやわらかな心、第2章ですこやかなからだ、第3章でほどよい暮らし、第4章でありのままの感覚、第5章で自然の中の自分、第6章で「今」に意識を取り戻すためのヒントを紹介しています。

 ひとつも難しいことや、特別な方法はありません。

 日々の暮らしの中でご自分とからだを大切にする、休ませてあげるという気持ちでいられればきっと、これからの人生を軽やかに生きていかれるでしょう。

(はじめに p6-7)

構成

はじめに 最近、ゆっくり休めていますか

第1章  やわらかな心を取り戻す

第2章  すこやかなからだを取り戻す

第3章  ほどよい暮らしを取り戻す

第4章  ありのままの感覚を取り戻す

第5章  自然の中の自分を取り戻す

第6章  「今」に意識を取り戻す

ポイント

 普段の疲れた生活の中で、心がけてしておきたい点が一つ一つあげられています。

 各項目で著者の解説と心にとめておきたい一文が書かれています。

 疲れるといっても様々な状態があると思いますので、その時に合った文を自分に投げかけられるといいなと思いました。

 本書で自分が印象に残った文章を書き留めておきたいと思います。

ドアを静かに閉める。

器をそっと置く。

動作の余韻を味わう。

(第1章 やわかな心を取り戻す p24)

からだはこの世での借り物。

いつか返す日まで、大切にする。

(第2章 すこやかなからだを取り戻す p46)

無理をする、頑張りすぎる。

そんな生活を変える。

(第2章 すこやかなからだを取り戻す p51)

ひと呼吸でもいいから、長く吐いて、ゆっくり吸う。

(第4章 ありのままの感覚を取り戻す p106)

集中できない人は、気持ちではなく環境を変える。

(第6章 「今」に意識を取り戻す p154)

 感想

 疲れて周りが見えなくなる。

 取り返しがつかなくなる前に、自分を回復させないといけないことがあると思います。

 そんな時に読んで、自分に合った方法を実践したいと思いました。

 頑張りすぎてしまう人は読んでみることをお勧めします。

 

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