概要
会場・期間
会場:山口県立美術館
会期:1月9日(土)~2月21日(日)
企画展開催概要
10月から12月にかけて開催された特別展「雪舟600年展」の続編です。
日本絵画史を代表する画家、雪舟等楊(1420-1506?)。生誕600年となる2020年、山口県立美術館では、館蔵品による特別企画《雪舟600年》展(10月31日~12月21日)を開催し、近年の展覧会の成果にもとづき、雪舟とその流れをくむ雲谷派の作品を紹介しました。
このたびは、その続編として、「雲谷派の花鳥図」を開催。雪舟流の正系である、雲谷派の花鳥画11点を厳選し、雪舟の時代から雲谷派が最も隆盛した17世紀まで、230年におよぶ雪舟流の系譜を紹介します。山口・萩を拠点に、京都をはじめとするアートシーンの第一線で活躍した、雲谷派の画家たちによる花鳥画の魅力をじっくりとご堪能ください。
なお、《雪舟600年》展に引き続き、学芸員が展示の見どころをわかりやすく案内する解説動画を会場にてご覧いただけます。作品とあわせてお楽しみください。
展示品
雪舟の画室を継承した雲谷派に連なる「雲谷等顔」「雲谷等益」「雲谷等與」「雲谷等爾」「雲谷等哲」の作品を鑑賞することが出来ます。
同じ構図の「雪舟像」や「花鳥図」でもそれぞれの時代の描き方を取り入れたり違いがみられて興味深いです。
違いについては、鑑賞前に渡されるタブレットにて解説動画を作品の前で見れるので見落とさず注目することが出来ます。
まとめ
同時期開催予定の山口県美術展覧会が延期になっているのは残念ですが、できる中で見ごたえのある作品を展示していただけるのに感謝しています。
一つ一つの作品を見比べながらゆっくり楽しめますので、じっくり作品を鑑賞したい方にはお勧めです。
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