こゆのときどき日記

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「天才を殺す凡人」を読んで

概要

タイトル:天才を殺す凡人

著者:北野唯我

 職場にいる人間のタイプを大きく「天才」「秀才」「凡人」と捉えて、それぞれの特徴や関係性を物語形式で解説していきます。

  この本は、才能を「ビジネスの世界で必要な三つ」に定義し、その才能を活かす方法を段階的に解き明かしていきます。

 本しゅおを読み終わるころには

「どうやって、自分の才能を段階的に高めるか」

「自分の才能を仕事で活かす、具体的な方法」

「組織が異なる才能をコラボレーションさせる方法」

 のヒントが見つかることを約束します。この本に書かれている物語の中には、「天才」と「秀才」と「凡人」の三人のプレーヤーが登場しますが、これは特定の誰かではなく、あなた自身の中にもいる三人です。この三人は殺し合ったり、時に助け合ったりしながら、普段仕事をしています。

(まえがき p11-12)

構成

まえがき 

ステージ1 才能ってなんだろう

ステージ2 相反する才能

ステージ3 武器を選び、戦え

ステージ4 才能ってなんだろう

解説

あとがき

ブログに寄せられた感想

 読むきっかけ

 「天才を殺す」のが「凡人」という題名が非常に印象強かったです。

 そして、副題に「職場の人間関係に悩む、すべての人へ」とあり、面白そうだと感じて手に取りました。

 感想

 「天才」「秀才」「凡人」の会社内での人間模様が物語として書かれています。

 主人公青野トオルは「凡人」なのですが、創成期から大きくなった会社で「天才」社長の神納アンナの居場所がなくなっていくことに苦悩している。

 ある日、渋谷のハチ公像に苦悩を打ち明けるとハチ公像が実際の犬になって才能について主人公へ教えを与えだします。

 「天才」「秀才」「凡人」それぞれの才能を会社の中で上手くコラボレーションすることが大切なのだと感じました。

 物語の中では、それぞれの才能がうまくかみ合わない様子が描かれていますが、そういった不幸が身近でも起きているのかなとも思わせてくれました。

 私個人としては、論理性、再現性の強い「秀才」が会社という組織の中では圧倒的に優位と感じてしまいました。

 自分と周囲を「天才」「秀才」「凡人」どのタイプか把握することで職場の人間関係を円滑にしていきたいですね。

  ご一読ありがとうございます。