概要
会場・期間
会場:福岡県立美術館
会期:10月5日(土)~11月24日(日)
企画展開催概要
福岡県出身の洋画家である高島野十郎の展示未公開作品や新発見作品が展示されています。
本展は、御寄贈作品のお披露目に併せて、未公開作品や新発見作品などを通して野十郎の新たな姿を知っていただくとともに、野十郎に関する当館のこれまでの活動をお伝えすることで野十郎を新たな視点から知っていただこうというものです。当館の野十郎コレクションを中心に総点数約80点の作品と併せて、未公開資料なども展示します。本展は野十郎の画業や当館の野十郎追跡の「軌跡」を辿り、野十郎の「奇跡」ともいえる作品を目撃するまたとないチャンスです。
展示品感想
格子をかけたる自画像
高島野十郎の自画像ですが暗い背景の中に力強い眼力のある絵画です。
岸田劉生等の影響を受けており、先日岸田劉生関係の企画展に行ったばかりだったので画家のつながりも感じることができ印象深かったです。
こういった自分の中の知識の広がりを得られることも展示会を観に行く楽しみでもあります。
蝋燭
高島野十郎はたくさんの蝋燭の絵を残してますが、その中から数点展示されています。
同じ構図の蝋燭の絵が描かれていますが、蝋燭の灯りの具合などが微妙に違ったりして良く作品を観ることによって違いを楽しむことができます。
まとめ
高島野十郎は生前は無名でしたが没後に注目を集めだした画家です。
福岡県立美術館では高島野十郎の作品について力を入れていて充実した展示がされています。
作品の解説についても詳しくされており、背景についても良く知ることができます。
作品の鑑賞と知識の充実を楽しめる展示会でした。
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