概要
タイトル:先生!毎日けっこうしんどいですしんどいです。
著者 :尾林誉史
サラリーマンを経験した後に医者となり、現在は産業医、精神科医の著者が人間関係や仕事のモヤモヤについてアドバイスしています。
ジャンルに分けて、相談者たちからの悩みについて悩みが軽くなるよう違った視点での見方を提示してくれています。
本書は、働く人たちが抱えがちなお悩みを5ジャンルに分け、僕の精神科医、産業医としての経験をもとにランキングを作成。事例とそれに対する解決法のヒントを紹介していますので、誰が読んでも役立つ内容になっています。
(注略)
皆さんの悩みが少しでも軽くなるよう、本書の解答部分では僕なりの“ちょっとした別の視点”をたくさん提案しています。
「悩んでいるのは自分だけじゃないんだ」
「なーんだ、こんなふうに考えればいいのか」
「この先生、こんなこと言っちゃってるけど大丈夫?笑」
など、本書を読んでくださった皆さんが肩の荷をおろし、少しでも気持ちをラクにしていただければ、僕にとってこれ以上嬉しいことはありません。
(はじめに p7−8)
構成
はじめに
Chapter1 自分の内面のモヤモヤ ベスト10
Chapter2 人間関係のモヤモヤ ベスト10
Chapter3 生きづらさのモヤモヤ ベスト10
Chapter4 仕事のモヤモヤ ベスト10
Chapter5 日常のモヤモヤ ベスト10
おわりに
ポイント
自分を主語にして話す
「世間話のつもりなのに「悪口」と言われる」という相談に対して「主語が「他人」になると悪口に聞こえがち」と述べています。
もしかして、自分に自信がなく他人を主語にした話をしがちになるのかも知れませんが、悪口やゴシップに聞こえがちになるので気をつけましょう。
大切な会話の機会なので、自分を主語にして気持ちの良い会話をすることを勧めています。
仕事を見直す3つの観点
「頑張っても評価されない」との悩みに対して、客観的に評価の確かめ方として「3つの観点」を紹介しています。
①自己能動性:自発的にやれているか?
②他者との協調性:他の人を巻き込めたか?
③業務の影響力:組織に明確な利益をもたらせたか?
他者の視点を上手に取り入れて、周囲と共有しながら進めていけば認識のずれを減らすことができます。
「報・連・相」大切です。
うまく休めないとき
ワーカホリック気味で「うまく休めない」との相談にのんびり休みを満喫できない折衷案として「いつもよりのんびり・ゆっくり・丁寧に仕事をしてみる」ことを提案しています。
通常の忙しさとの“メリハリ“を体感することを狙っています。
仕事の中でメリハリを体感することで、そこから「仕事」と「休み」のメリハリをつけてシフトしていくことを勧めています。
いきなり変えることはできなくても、焦らず少しずつ変化させていく大切さをアドバイスしています。
感想
たくさんの心の「モヤモヤ」に対して著者自身の経験や精神科医としての知見を通してアドバイスされています。
自分の悩みや思わぬ自分の悪いところなど、読んでいて気づかされることが多かったです。
本書の内容をちょっと気をつけるだけでも心軽くなること多いと思います。
日常に悩み多き方、違った視点での考え方を取り入れたい方にとっておすすめな一冊です。
ご一読ありがとうございます。