こゆのときどき日記

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【読書】出逢いの大学

概要

タイトル:出逢いの大学

     普通のサラリーマンが黄金人脈を作る法則

著者  :千葉智之

イラスト:中川ミナ

 「人脈」、仕事や学校の中で自然と作られていくようなもの。

 そんなイメージがありましたが、本書では自ら人脈を作っていく術について述べています。

 本書で提唱する「人脈ブランディング」とは、

自分の理想とする世界を人脈によって形作り、より高いステップへと上がっていくこと

 と定義しています。

 つまり会社の看板や役職などに頼らず、より多くの人たちとのつながりを広げていくことにより、ビジネス、プライベートの両面において充実した生活を送るための方法

 

 

 実は謝罪とは、社会生活で必要とされるコミュニケーションの技術 ー すなわち「社会的スキル」 ー の一種に他ならない。

 スキルである以上、それは学習によって学び、身につけることができる。

(まえがき あなたの誠意はなぜ伝わらないのか? p5)

構成

はじめに

第1章  人脈について考えてみよう 

第2章  毎週知らない人に会いなさい

第3章  黄金の人脈を作る振る舞い方

第4章  黄金の人脈を作るテクニック

おわりに 最後まで読んでくれたあなたに

ポイント

人と出逢う仕組みを作れ

 本書では、人脈はまずは「質」より「量」と述べています。

 量こなさないと良いものも分からないという発想です。

 では、どう人と会っていくか?

 3つの仕組みと仕組み作りのポイントのアドバイスとして、

定期的に

かならず

否が応でも

な仕組み作りと

無理をしない

気軽にできることにする

習慣にする

ポイントをあげています。

 数こなすという点では、これ以上ないことだと思います。

 本書では、著者が行なっている「銀座パワーランチ」という食事会をあげていました。

気分をプラスに持っていくテクニック

 せっかく作った人と出逢う機会も気分の悪い状態では勿体無いですね。

 その際に気分をプラスに持っていくテクニック例の一つとして、

STEP1:なぜ嫌な気分になっているのか考える

STEP2:最大限にひどい例と比べる

といった2段階で冷静になって気分をプラスに持っていく方法を進めています。

 これは、人脈術関係なく一人でいる時にも十分使えるテクニックだと感じました。

 負のスパイラルを正のスパイラルに持っていって、一つ一つの機会を大切にできるようになると思います。

初めてのお誘いは100倍の価値がある

 人脈を広げるうえでの外してはいけないポイントとして、「新しく知り合った人からの初めてのお誘いは大切にする」という点です。

 初めて誘う際には、色々相手のことを考えて心配しながら声をかけていることが多いので、そこで断ってしまうと嫌われるわけではありませんが優先度は下がってしまいます。

 ついつい仕事などを優先させがちですが、せっかくのお誘い、大切にしようと感じました。

 感想

 2008年に書かれた本なので、実際に会うというところがポイントとなっているので、今のコロナ禍では難しいところはあると思います。

 ただ、そこがオンライン上などにできることという視点を加えて考えてみると面白いのではないかと感じました。

 仕組み作り、継続させるポイントを何かしら見つけられると楽しい人脈づくりが出来ていくはずです。

 人となかなか会えない今でこそ課題を考えさせられる一冊

 ご一読ありがとうございます。

 

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