概要
会場・期間
会場:熊本市現代美術館
会期:4月23日(土)~6月19日(日)
企画展開催概要
トリスのキャラクターなどをデザインされた和田誠さんの企画展です。
キャラクターのデザインだけでなく、似顔絵、絵本、映画など幅広く活動されていた軌跡について作品を通して知ることができます。
和田誠(1936–2019)はイラストレーター、グラフィックデザイナーとして広く知られています。そのほかにも装丁家や映画監督、エッセイスト、作曲家、アニメーション作家、アートディレクターなどさまざまな顔を持ち、その創作の広がりはとどまるところを知りません。
本展は、和田誠の膨大で多岐にわたる仕事の全貌に迫る初めての展覧会です。和田誠を知るうえで欠かせないトピックを軸に、83年の生涯で制作した多彩な作品を紹介します。きっとこれまで知らなかった和田誠の新たな一面に出会えることでしょう。
(和田誠展 | 熊本市現代美術館 CAMK)
展示作品
数多くの浮世絵を観ることができます。
写真撮影も可(フラッシュは不可)です。
年表柱
柱に書かれた年に製作された作品について解説しています。
3歳くらいかの作品から紹介されているので、作品とともに人生の軌跡を知ることができます。
ポスターのデザインになっている絵も相まって、お洒落な展示になっています。
柱をぐるぐる回りながら観ていくスタイルも面白いです。
絵本
絵本やイラスト作成の際に使用した構図のメモなどが展示されています。
表紙や挿絵の仕事だけでなく、自身で絵本を製作していたりもして、活動の多彩さを感じました。
シンプルな線や配色でかわいらしい絵が描かれていますが、そこに至るまでの構成なども垣間見れて興味深かいです。
ポスター、週刊文春表紙
膨大な数のポスターと表紙の数々に圧倒されます。
上から下までたくさんの作品を楽しんで見れます。
一つ一つのポスターを見ていくと重たくなりすぎず、作品を見てみたいなと思わせる印象的なものばかりです。
製作風景
作品の製作を記録した映像が流されています。
作品が完成していく過程を観れるのは面白いです。
思ったより絵の具を厚く使ってるんだな、など描いている過程で分かるところも多かったです。
まとめ
和田誠さんの作品の軌跡を観ることができる企画展です。
どこかに必ず見たことのある作品があるはずです。
シンプルでおしゃれなポスターやかわいらしい絵本の絵など幅広い絵を鑑賞できますので、お近くに立ち寄った際はぜひ行かれてみてください。
ご一読ありがとうございます。