概要
「理工」「地学」「植物・動物」「考古・歴史」「天文」のコーナーに分けられて山口県を中心としたものが展示されています。
当館は、明治45(1912)年に防長教育博物館として発足し、大正6(1917)年に山口県立教育博物館として現在地に開設されました。
以来、戦後の変遷を経て自然・人文・理工部門を合わせ持つ総合博物館となり、昭和42(1967)年に現在の建物に改築され、特色ある地方博物館として活動をしております。
展示
理工
入り口入ってすぐにある科学技術系の展示がしてあります。
工業用ロボットがあり、私が行った時は器用に鏡を動かしたり木の人形を組んだりしていました。
工業製品の歴史などが年代順に展示されたり、世界遺産になった「明治日本の産業革命遺産」関係の展示がされています。
また、行った時は「ミニ維新体験館」というVR体験や吉田松陰、高杉晋作、大村益次郎、伊藤博文からありがたいお言葉をいただけるコーナーがありました。
地学
山口県の地形や地質などについての資料が展示されています。
ティラノザウルスの標本の存在感が群を抜いています。
ナウマンゾウの牙の化石や昔の様子を模型で展示していたりして山口からどんなものが出土されてるか知ることができます。
植物・動物
「海浜・干潟」「市街地」「河岸・ため池」「草地」「里山」「深山 」の4つの環境が再現されています。
離れて全体を観ても楽しめますし、近づいてリアルに作りこまれた展示を楽しむこともできます。
考古・歴史
山口県といえばということで、明治維新の展示がたくさんあります。
こちらは資料が随時入れ替わるようです。
私が行った際は書などが展示されていました。
松下村塾の塾生一覧の展示などもありました。
考古は出土された石器や土器、銅鏡などが展示されています。
天文
天体にかかわる展示がされています。
山口県から見える星座が大きく、星の位置関係などが分かりやすい展示になっています。
惑星の模型が実際に動いて運行が分かる展示もあって面白いです。
展示自体が綺麗ですし、分かりやすくて勉強になります。