概要
会場・期間
会場:大分市美術館
会期:令和8年1月9日(金)〜2月15日(日)

企画展開催概要
スウェーデンの陶芸家でありデザイナーのスティグ・リンドベリ(1916-1982)は、20世紀北欧デザインを代表するデザイナーの一人として、数々のデザインやアートが世界中の多くの人々に愛され続けています。彼はまた、リサ・ラーソンなど、才能ある後進を見出し、育成した師としても知られています。
本展では、日本でも人気のあるテーブルウェアに加えて、ファイアンスや一点もののアートピース、テキスタイル、絵本の挿絵、スケッチなど、彼の多岐にわたる作品を展示します。北欧デザインのパイオニアとして活躍し、リサ・ラーソンをはじめとする多くのアーティストに影響を与えた偉大なアーティストであるスティグ・リンドベリを再発見し、日本ではこれまで見出される機会のなかった側面も含めて、その芸術性を包括的にご紹介いたします。
展示作品
ベルサ
リンドベリが最も誇りにしていたデザインの一つです。
「ベルサ」は、スウェーデン語で「葉の茂る休息所」という意味だそうです。
鮮やかなグリーンの葉っぱが並ぶデザインが特に目を惹きました。テーブルの上に並べると、食卓の中にアクセントが出て明るくなるイメージを持てました。

テルマ
シックなブラウンが印象的なテルマシリーズ。1955年の博覧会で発表された革新的な「直火にかけられる耐熱陶器」です。
無駄を削ぎ落としたフォルムが本当にかっこよくて、現代のキッチンにあっても全く色褪せないモダンさに感動しました。

ドミノ
リンドベリのグラフィカルな才能が爆発しているのが、ドミノです。
白と黒、直線と曲線の組み合わせが多様で美しいです。1950年代にこれほどスタイリッシュなデザインが生まれていたなんて驚きです。
置いているだけで空間にアクセントを与えてくれそうな作品の数々に見惚れてしまいました。

スプリンガレ
ぽってりとしたフォルムが愛らしい馬のアートピースです。
早く颯爽と走る馬とは真逆のイメージを感じさせて、場を和ませてくれる印象を受けました。
絶妙なバランス感とユーモラスな表情が魅力的です。

まとめ
スティグ・リンドベリの作品を多数鑑賞することができます。
年代によって変わるデザインや創作対象も分かりやすく展示されているので、時代の流れに寄り添って鑑賞することもできます。
オシャレな日用品もスプリンガレのようなアートピース的な作品もどれも魅力的でした。生活にアクセントをくれそうなものばかりで楽しんで観ることが出来ました。
ご一読ありがとうございます。