概要
会場・期間
会場:みやざきアートセンター
会期:3月19日(土)~5月8日(日)
企画展開催概要
江戸時代の名だたる浮世絵師の作品の数々が展示されています。
美人画、役者画、風景画、怪談画?などジャンルも様々で色鮮やかで面白い浮世絵を間近で観ることができます。
江戸の五大浮世絵師、宮崎上陸!
女性の色香漂う美人画で一世を風靡した喜多川歌麿。個性的でインパクトの強い役者絵で約10カ月の短い期間にすい星の如く現れた正体不明の東洲斎写楽。江戸後期の浮世絵に新風を吹き込んだ風景画マイスターの葛飾北斎と歌川広重。浮世絵が最も爛熟した黄金期、美人画・役者絵・風景画など様々なジャンルで人気を博した4大スターの活躍がありました。さらに、画想の豊かさや斬新なデザイン性、奇想天外なアイデアと確実なデッサン力を兼ね備えた現在人気の高い歌川国芳を加え、浮世絵の頂点を極めたこれら5人の絵師の魅力を味わい尽くす展覧会を開催します。
(五大浮世絵師展 – 歌麿 写楽 北斎 広重 国芳- | みやざきアートセンター)
展示作品
数多くの浮世絵を観ることができます。
写真撮影も可(フラッシュは不可)です。
喜多川歌麿
美人画が数多く、よく見る構図の立ち姿から生活感あふれる姿まで描かれています。
江戸時代の美人像(面長、細目)が次々出てきて、ザ・江戸美人をたくさん見れて面白いです。
美術的な美しさともありますが、現代との感覚の違いとかも合わせて観るとさらに楽しめると思います。
東洲斎写楽
役者絵、相撲取りの浮世絵を展示しています。
役者は迫力あり、相撲取りはどこかかわいらしい立ち姿が印象的でした。
役者の横に名前が載ってたりもして、江戸時代のスターを知ったりもできます。
相撲取りの中にしれっと「雷電」まじってたりしてちょっと驚きました。
葛飾北斎
有名な富嶽三十六景などを観ることができます。
教科書とかで観たことある絵画があるとちょっと安心します。
また、文字絵とかも展示していました。
絵の中に文字を潜ませていますが、こういったものがあるとは知らなかったので面白いものを知れて勉強になりました。
歌川広重
東海道五拾三次などたくさんの旅の浮世絵が展示されています。
旅行も江戸時代の楽しみの一つですが、その一場面を切り取って情緒豊かに表現されています。
景色が色鮮やかに表現されていて、特に青い色合いには引き込まれるようでした。
見ていると旅行に行ってゆっくり景色でも眺めていたい気持ちになります。
歌川国芳
水滸伝など、物語のキャラクターたちが生きいきと描かれています。
空想の世界の大胆な構図やありえない絵が面白さを増してくれます。
写真で撮ったのは、「相馬の古内裏」という怪談画ですが、この展示会で見られるとは思ってなかったのでびっくりしました。
こちらもいろんな場面でみたことあったので、観たら印象に残る作品になると思います。
まとめ
江戸時代の有名浮世絵師の絵画を楽しめる企画展になっています。
個性の違う、それぞれの浮世絵師の作品があるので、どこか自分の気に入るものがあると思います。
教科書などで観たことある作品もあるので、普段浮世絵と縁遠い方も親しみが湧いてくるかもしれません。
宮崎に立ち寄った際には是非行かれてみてください。
ご一読ありがとうございます。