イタリアを始め地中海世界を統一し、ガリアやエジプトまで版図を伸ばしたローマ時代の美術様式。
政治体制も共和制から帝政へと移り変わっています。
ギリシア美術とイタリア半島にもともとあったエトルリア美術から大きく影響を受けていますが。
ただ、歴史的浮彫彫刻や肖像画には記録といった性質もあることから、人物や具体的内容が伺えるよう写実的になっている特徴があります。
しかしながら、帝政末期には目などを強調するなどした表現主義の要素が出てきて、時代によって、表現の様式も変わってきています。
・ローマ初期~帝政中期:写実的、遠征の記念や功績の記録
・ローマ帝政末期 :表現的、神聖な姿を表現して権威を示す
そして、ローマ美術はキリスト教美術、ビザンティン美術へと引き継がれています。
京都にギリシア・ローマの美術館あるみたいです。
(2022/12現在は休館中みたいですね)
豆知識、お役に立てれば幸いです。
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