概要
今年読んだ中で特に印象深かった10冊、備忘録として取り上げたいと思います。
2022年の10冊
ヘンな科学
世の中のヘンな研究がたくさん集まる「イグノーベル賞」。
笑えるものだったり、痛そうなものだったり様々な研究が受賞されています。
本書では、イグノーベル賞を受賞した様々な面白い研究やどうしてその研究をするに至ったかのアプローチも含めて楽しめます。
研究のテーマだけを聞いていては分からない、意外な活用法なども添えられて気楽に楽しく読んでいけました。
仕事に使える!棒人間図解大全
簡単になんとなくで描けてしまう棒人間ですが、ちょっとしたコツで上手くなったり、表現の幅が広がったりします。
本書には、そんな技法がたくさん書かれています。
ひと手間加えてあなたの書く棒人間を進化させてみませんか?
僕たちはガンダムのジムである
大多数の人はガンダムでなく、量産機のジムである。
そんな普通の人の社会での生きづらさ、なぜ自分をガンダムと勘違いしてしまうのか、ジムな私たちの人生戦略について述べています。
多くのジム型人材に向けられた生き方の指南書になっています。
仕事がしんどくてヤバいと思ったら
「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ) の著者である汐街コナさんが、自分の経験も交えて仕事でつぶされないためのアドバイスを述べています。
4コマ漫画と解説の組み合わせで、ブラックな状況と対処法が分かりやすく書かれています。
多分そいつ、今頃パフェとか食ってるよ。
著者のJamさんが人間関係で悩んだとき「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ」との友人からの言葉がきっかけとなって気持ちが楽になった経験を元に書かれています。
嫌な出来事からどう自分の心を守っていくかという重要なことについて、かわいらしい4コマ漫画とともに教えてくれます。
ゲームチェンジの世界史
人類の歴史を変える「ゲームチェンジ」の契機となった制度・技術・情報について解説しています。
ゲームチェンジによる栄枯盛衰、力関係の逆転劇は歴史の動きに興味のある方には必見です。
史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち
バキ風哲学入門書です。
今回は東洋哲学編になります。
西洋哲学とは異なる、ゴールから始まる難解な東洋哲学と向き合っています。
インド哲学、中国哲学、日本哲学、東へ東へと渡ってきた東洋哲学の様々な人物の悟った真理について語らってくれています。
史上最強の哲学入門
バキ風哲学入門書です。
次々に現れる哲学者たちが先代の論者たちの考えを否定・肯定しながら新しい哲学を見出していく流れが面白いです。
ヘラクレイトスからデリタまで西洋哲学者の数々の戦いび歴史を知ることができます。
難しい哲学ですが、本書の「バキ」風解説が入り口をのり良く開いてくれます。
ビジネスエリートになるための教養としての投資
農林中金バリューインベストメンツ株式会社CIOの著者が自らの投資哲学を述べるとともに、投資家目線をもって働くことの大切さを語っています。
投資の考え方にも参考になりますが、働き方についても見直しを行える本になっています。
投資家みたいに生きろ
投資家の思考、一見株などを考えてしまいますが、本書では人生全体を通して投資するとはどういうことか語られています。
投資家目線で見たときの自己投資、浪費との付き合い方など人生を考えていくうえでの役立つ思考法を見つけることができます。
お礼
お付き合いいただきありがとうございます。
興味の魅かれる本ありましたら是非読んでみて下さい。