こゆの読書と美術の備忘録

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「友達0のコミュ障が「一人」で稼げるようになった ぼっち仕事術」を読んで

概要

タイトル:友達0のコミュ障が「一人」で稼げるようになった

     ぼっち仕事術

著者:末岐碧衣

 フリーランスのエンジニアである著者が、コミュ障でもうまくやっていく方法を述べています。

 コミュ障を受け入れて、自分の生きやすい形を手に入れていった著者の実体験を「人付き合い」「働き方」「お金」「自分の心」にフォーカスして知ることができます。

 本書は、「人付き合いが苦手なコミュ障でも、そこそこ稼げるようになるための方法」をまとめた本です。

 なので、意識が高いことは書いてありません。

(はじめに p3)

 はっきり言ってしまうと、私がお伝えするのは、コミュ障を治すのではなく、コミュ障を受け入れ、社会人としてギリギリ許してもらえる技術です。

(はじめに p7)

構成

はじめに

第1章 [コミュニケーション]コミュ障は治さなくていい

第2章 [働き方]「ぼっち」で稼ぐのに大切な軸

第3章 [お金]お金の心配をなくす方法

第4章 [メンタル]病まない技術

ポイント

 第4章の[メンタル]では、病まないための対象法を述べています。

 「ゲロ袋日記」でノートに感情を吐き出す方法を進めています。

 (B4サイズのノートに2~3ページ思ったことを書き連ねる)

 目的は以下3つです。

①ため込んだ悩みを吐き出して爆発するのを防ぐ

②書き出して自分が何に対して悲しみや恐怖を感じているか知る

③②から自分の生き方の軸を見つけ出す

 ほんとにダメそうなときはこれで考えを整理していくことが有効です。

 感想

 「ぼっち仕事術」とありますが、普通に仕事をしていく中でも有効だと感じました。

 仕事では「自己開示を上手くする」「苦手な人を知っておく」「忘れられないを目指す」「事前準備をちゃんとする」「身だしなみを整える」等の基本的なことからついおろそかにしてしまいがちなことを指摘していて再認識する機会になりました。

 しかし、まずは病まないことが大切です。

 「ゲロ袋日記」意外と効果絶大かもしれません。

 何にせよ仕事のコミュニケーションで困っている方は参考になると思います。

 ご一読ありがとうございます。

 

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