概要
会場・期間
会場:山口県立美術館
会期:9月27日(月)~11月7日(日)
企画展開催概要
オランダ、ライデン国立古代博物館所蔵の古代エジプト関連コレクションの中で厳選されたものが展示されています。
ミイラはもちろん貴重な発掘品の数々を見ることができます。
オランダのライデン国立古代博物館は、世界でもっとも古い国立博物館のひとつ。
古代エジプト、ギリシャ、ローマなど、そのコレクションは約20万点にのぼります。
なかでも、エジプト・コレクションは世界有数の質と量を誇り、
大英博物館やルーヴル美術館等と並んでヨーロッパの5大エジプト・コレクションに数えられます。
このたび、ライデン国立古代博物館の所蔵品から、
人や動物のミイラ、棺をはじめ、パピルス、石碑、宝飾品など約250点を厳選し、
3000年にわたって繁栄した古代エジプト文明をご紹介します。
さらに、国際的な研究機関でもあるライデン国立古代博物館の最新の研究成果を世界初公開。
最先端の科学技術を通して、ミイラ作りの過程や当時の人々の美意識など、
これまで知られていなかった文明の謎を解き明かします。
序章
第1章 エジプトを探検する
第2章 エジプトを解読する
第3章 エジプトを発見する
第4章 エジプトをスキャンする
展示品
「王の書記パウティのピラミディオン」
ピラミディオン:ピラミッドの頂点に乗せているもの
見たときに、「北斗の拳のシュウが持ってたやつだ」と思うのは私だけではないはず。
絵だけでなく墓の主についても書かれている文字も間近で見ることができます。
「棺」
ライデン国立古代博物館に所蔵されている数々の棺が展示されています。
時代によって棺の特徴も違っており、手元が形どられていたり、装飾に変化があったりと横並びで展示されている棺の数々を興味深く鑑賞できます。
「文書」
パピルスで書かれた文章についても多数展示されています。
よくテレビなどで見る死後の世界で心臓を天秤にかけている「死者の書」などの実物を見ることができます。
本物を見るいい機会になると思います。
「ミイラ」
本展示では、本物のミイラも展示されているのですが、ミイラをCTスキャンした内容についても解説しています。
ミイラの状態をそのままに解析していく、最先端の研究に知ることができるのは興味深いです。
まとめ
エジプトで発掘された本物の所蔵品が展示されているので、一見の価値ありだと思います。
展示品も豊富なので古代エジプトを満喫できるはずです。
西島秀俊さん、森川智之さん音声ガイドもありますので、聞きながら鑑賞すると解説も分かりやすくて一層楽しめると思います。
まだ期間ありますので、お近くの方はぜひ行ってみてください。