こゆの読書と美術の備忘録

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「君たちはどう働くか」を読んで

概要

タイトル:君たちはどう働くか

著者:小暮太一
 富士フィルムサイバーエージェントリクルートを経て独立した著者が、働くということについてのエッセンスをRPG的に述べています。

  過酷な受験戦争、

 就職戦争を生き抜いた勇者は、

 「ビジネスステージ」への扉を開いた。

 ここまで導いてくれた老師は言った。

 ここから先は一人でゆきなさい。

 今身に着けている武器や防具は全部捨ててゆきなさい。

 どうせ役には立ちません。

 なんならシャツもパンツも脱いでしまいなさい。

 残ったものが、唯一のおまえの武器です。

(冒頭)

構成

Prologe   君たちに必要なものは何か

Part1  君たちはどう戦うか

Part2  君たちはどう学ぶか

Part3  君たちはどう信頼を得るか

おわりに

 読むきっかけ

 働くことの選択肢について悩むことも多いのでRPG的な解説で面白そうだなと思い手に取りました。

 感想

 懐かしいドラクエ的な構成で楽しく読むことができます。

 解説+コマンド(選択肢)があり、レベルアップした感が得られます。

 個人的には、「Part2 君たちはどう学ぶか」が改めて考えなおしてみるのに参考になる項目でした。

 ちなみに、本書で読者は「勇者」となっています。

勇者よ、よく聞くがいい。

人が強くなる方法はただ一つしかない。

学び続けることだ。

このステージでは、一生使える「学び方」を覚えてもらいたい。

勇気ある者は、未来が不安だから学ぶのではない。

今、たしかに生きるために学ぶのだ。

(Part2 君たちはどう学ぶか p86)

 

  ご一読ありがとうございます。