7月18日(木)~8月25日(日)まで周南美術博物館で開催されている竹久夢二展~憧れの欧米への旅~を鑑賞してきました。
大正ロマンを代表する画家で、「大正の浮世絵師」と称されていて美人画などが有名です。
現在のイラストレーターやデザイナーの先駆けとして当時人気を博していたようです。
以前、中原淳一の展覧会を鑑賞することがあった際に紹介されていて興味があり今回の展覧会にも行ってみました。
個人的には和風の見返り美人の作風が特に印象に残りました。
日本画的な様式の中に洋服などが描かれていて時代の移り変わりを感じながら、現在に通じる絵画について思いを馳せると感慨深い思いになります。
また、これまでほとんど公開されていない欧米旅行時のスケッチやデッサンも展示されています。
こちらは会場の解説文もあり欧米滞在中の苦悩を感じて胸が詰まる思いになりました。
時代を感じながらしみじみと鑑賞することができていい時間を過ごせるのでお勧めです。
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